不妊治療クリニックの転院を決意。
始めは、40代で妊娠に成功した知人たちが通っていたクリニックをリストアップしました。
高齢だったり色々なハンデ(大きな子宮筋腫があるとか、持病があるとか)を持つ知人が成功したリアルな実績は参考になりました。
が、私の場合、やはり着床前スクリーニングの必要性を感じ、日本で行っている病院をさらに調べました。
KLC(加藤レディスクリニック)やセントマザーなどで行っている着床前診断は、単に高齢だからとか、なかなか妊娠できないからという理由だけでは受けられません。
不妊治療を受ける患者自身に染色体異常があり、その上で数回以上の流産を繰り返していること、さらに、日本産科婦人科学会に申請して認可が下りたら初めて受けられる、などの条件があるのです。
条件のハードルが非常に高いうえ、受けられたとしても全ての染色体を検査できるわけでもないというのが実情です。
私の場合 自分自身にも夫にも染色体異常はありません。
でも年齢を重ねているため染色体異常の卵ができてしまうのです。
というか、いま妊娠できなくて困っている方の大半がこちらに属していると思います。
以下は、2018年現在で着床前スクリーニングを受けられる(受けられると思われる)病院です。
もくじ
神戸ARTクリニック(大谷レディスクリニック)
日本で着床前スクリーニングと言えば、の病院。
神戸にあります。
学会から不当とも言える処分を受けても、日本の現状を変えようと果敢に挑戦されている大谷徹郎医師のクリニックです。
詳しくは前回のリストアップ記事リンクに。
SMC諏訪マタニティークリニック
通称諏訪マタ。
神戸ARTクリニック(大谷レディスクリニック)同様、学会の不当な規制に反発してまでも、着床前診断を行うことを公言している日本で数少ない病院。
大谷徹郎医師に賛同する考えを表明しています。
東京からは特急で2時間半、長野県諏訪郡にあります。
長野県近辺にお住まいの方は、このような病院が近くにあることがラッキーだと思います。
竹内レディースクリニック
http://ivf.takeuchi-ladies.jp/art/pgd/
こちらも日本で数少ない、着床前スクリーニングを公言している病院。
鹿児島県にあります。
公言はしていないが受けられる可能性があるクリニック↓
HP上では公言していません。
が、ブログなどで着床前スクリーニングを受けたという話も見かけるので、実際に出向いて確認してみることをおすすめします。
(電話やメールでは答えてくれない可能性もあります)
英ウィメンズクリニック
http://www.hanabusaclinic.com/about/treatment/advanced/diagnosis/
神戸・三宮と垂水にあります。
「英」の読み方は「はなぶさ」。
加藤レディースクリニック同様、特定の条件に合致する患者のみに検査を行う(PGD)とされていますが、
患者さんのブログなどでは着床前スクリーニング検査ができたという話もある。
東京HARTクリニック
東京・青山のど真ん中という一等地に病院を構えています。
着床前診断を行っていると公言はしていませんが理解がある病院。
東京HARTが行っている説明会に直接出向いた方によれば、着床前スクリーニングの成績がよいという話も出ていたそうなので、電話ではなく直接行かれて問い合わせてはいかがでしょうか。
多嚢胞性卵巣症候群の患者も得意としています。
こちらの女医さんである 小柳 由利子医師は、木場公園クリニックにも勤務されていた方で、着床前スクリーニングなど世界の最新の動向について詳しく、進んだ考え方を持っていると思いました。
リプロダクションクリニック
東京は汐留 http://www.reptokyo.jp/
大阪は梅田 http://www.reposaka.jp/clinic/
にあります。
大阪の松林秀彦先生は着床前診断の有用性についてよく発言しており、有名です。
こうしてみると、関西地方に着床前スクリーニングができる病院が多い気がします。
全国にもっともっと増えてくれることを願います。
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