体外受精の流れ・スケジュール【初心者向け・わかりやすく説明】

体外受精の流れとスケジュール

 

体外受精って何するの? 流れは?スケジュールは?痛いの?つらいの?

治療開始前は、何にもわからなくて不安ですよね。。。。

専門用語だらけの病院のサイトを見てもイマイチよくわからず。

私がそうでした。

なので、初心者向けにわかりやすく簡単に・・・を心がけ、一般的な体外受精や顕微授精の流れやスケジュールについて書きます。

病院や方法によって内容は異なります。が、大体のイメージとして見ていただければと思います。

 

【さいしょに】生理がきたら、2日目に病院へ行く。

(3日目の場合もあり)

●採血をして血液検査します。
→これは、血液の中のホルモン(E2、LH)の量をしらべるため。

●超音波検査(エコー)をします。
→内診台(脚を開く台)で、プラスチックの棒状の超音波検査機を入れます。ゼリーをつけますし、リラックスしていれば痛くありません。初めての方は緊張するかもしれませんが大丈夫。
現段階でいくつ卵巣のなかに「卵胞」があるかがモニター映像で見えるので、数を数えます。

●上の結果をもとに、卵胞(卵子)を育てるための飲み薬や注射薬が出されます。

 

【その日から→】お薬や注射で、卵たちを育てていく。

●その日から毎日、飲み薬や注射をして卵を育てて行きます。これを卵巣刺激といいます。

●毎日通うのは大変なので、注射は家で!自分で!お腹にします。
→自分で自分のお腹に針を刺すなんて怖い!!!と思いますが、ここはがんばるしかありません。でも、案外平気でしたよ。ちなみに私は、お腹の脂肪が多い所をつまんでそこに直角に針を刺し、ほとんど痛くありませんでした。精神的な怖さのほうが大きい気がします。目的のためです。がんばりましょう!!

【数日に一回】病院に通い、卵の育ちを見てもらう。

初回と同様、

●採血して血液検査でホルモン値を調べる
●超音波検査(エコー)で卵たちのようすを見る

をします。

飲み薬や注射薬は、状態によってこまかく調整していきます。

【8~10日間ぐらい】卵胞が18~20ミリほどになるまで続ける。

超音波(エコー)で見えるのは、卵子の入っているふくろ「卵胞」です。これが18〜20ミリぐらいになるまで育てていきます。
この時、卵の大きさにバラつきがないほうが無駄なく使えます。

ここまでで8日~10日ぐらいでしょうか。

【生理10日目ぐらい】採卵の日を決める

良い感じの大きさに育ったら、卵を採るオペ=「採卵」をいつにするかを決めます。
だいたい2日前に決定することが多いようです。

●排卵抑制剤を注射する
→採卵前に自然に排卵してしまわないようにする。

●引き続き卵を育てる飲み薬や注射もする

 

【採卵前日】排卵させる薬を注射

排卵抑制剤とは変わって、今度は排卵させる薬を注射します。
これをすると36時間後に排卵しますので、翌日のオペの時間に合わせて注射します。

【採卵当日】精子を採る(採精)

 

●旦那さんも病院に来て「採精室」でセルフで(笑)精子をとります。
→どうしても当日来られない場合は事前に採ったものを冷凍したり、朝自宅で採ったものを持参することも可。

 

【生理10~13日目ぐらい】卵を採る(採卵オペ)

 

●膣から針のついた管をいれて卵巣に刺し、育った卵を卵胞ごと吸引します。
→これが採卵です。10~20分程度です。

●全身麻酔の有無は病院や卵の育て方により異なります。
→全身麻酔であれば寝ている間に終わりますので怖くないです。術後は2時間ほど病院で休みます。だるさや生理痛のような痛みがある場合も。私はほぼありませんでした。

→麻酔ナシの場合は、痛みに弱い人は辛いようですね・・・。でも、耐えられないほどではないという方も多いです。

 

【採卵当日】培養室で卵子と精子を受精させる

●体外に出た卵たちは、培養士さんがラボで精子と受精させます。
→体外受精(IVF)の場合は卵子に精子をふりかける。顕微授精(ICSI)の場合は一匹選んだ精子を針で卵子内に注入する。

●全部が受精できるわけではありません。(受精にも卵子や精子にパワーが必要)

 

【採卵翌日】受精の結果がわかる

●病院に行くか、メールで受精の結果を聞きます
→採れた卵のうち、いくつが成熟した卵で、そのうちいくつが受精卵になれたかなどを教えてもらいます。

 

【採卵翌日から】ホルモン補充の薬をスタート

●採卵翌日から「黄体ホルモン」の薬を投与。
→これは妊娠しやすくするためのサポートです。
→できた受精卵をいったん冷凍して後日おなかに戻す場合は、その頃に飲みます。

 

 

【数日間】受精できた卵をラボで培養

 

●培養士さんが、受精できた卵(=受精卵)をラボで育てます。
→4日目または5日目ぐらいまで育て「胚盤胞」という状態になるのが理想。
→そこまで育てずに早い段階でお腹に戻すこともあります。

 

【生理16~17日目ぐらい】受精卵をおなかに戻す=胚移植

●移植前はたくさん水を飲んで、できるだけ膀胱におしっこをためます。
→膀胱がふくらんでいると、超音波で子宮内がよく見えるそうで、いい位置に受精卵を置きやすいそうです。

●受精卵をおなか(子宮内)に戻します。
→麻酔はなし。
→膣から細い管を入れ、子宮内に受精卵を置いてきます。痛くないです。あっという間に終わります。
→置いた受精卵が安定するように、数十分はその台の上でそのままの姿勢でいます。
→トイレ我慢が心配な方がいたので書き加えると(笑)、心配いりません!もー限界ですとなったら看護婦さんが尿道に細い管をいれておしっこを吸い取ってくれます。この管は痛くありません!

 

【移植後しばらくの期間】おとなしく過ごす

「普通に日常生活してていい」と言われますが、とはいえやっぱりおとなしめに過ごします。
会社に行ったり買い物行ったりは全然平気ですが、走ったり自転車乗ったりしないよという意味。

【移植から10~12日後】妊娠判定

●病院へ行き、血液検査をします。
●妊娠しているかどうかはhcgという値が上がっているかを見ます。
→しっかり数値が出るのを見るため10~12日後が、多いようですが私は7日後でした(早)

 

生理スタートから妊娠判定日まで、約1ヵ月

 

●生理2日目から病院へ行き、妊娠判定の日が生理28日ぐらいなので、だいたい1ヵ月のスケジュールです。

 

 

 

着床前診断をする場合は、受精卵の細胞の一部を切り取って検査に回すため、自動的に冷凍となり、胚移植は後日となります。

 

 

イメージわきましたでしょうか。

 

この中で、皆さんが恐怖におののくのは、

●自己注射
●採卵(無麻酔の場合)

の痛みだと思います。

 

次に、薬の副作用で気分が悪くなったりすること。

 

でも、これは体質によってだいぶ違いがあり、全然大丈夫な人も多いです。

もし痛みや症状を強く感じる場合は辛いですが、期間は限定されています。

そして、偉大な目的のためなら、がんばるしかありません!

 

参考になりましたら嬉しいです。

 

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