転院し、5回目の体外受精(顕微授精)。
受精の結果と、着床前診断(着床前スクリーニング)の結果です。
育卵~採卵まではこちらのブログ記事に書いています。↓
もくじ
LINEで採卵結果の超わかりやすい連絡が入る
採卵は朝イチだったのですが、その日の午後にはクリニックの担当スタッフさんからLINEで連絡が入りました。
「今日は15個採卵できました。
成熟した卵子は11個です。
そのうち何個受精できるかは、明日また連絡します。」
11個が成熟卵。私としては優秀でとても嬉しい。
(ただしここから先の関門が多いので、ぬか喜びしないようセンサーが発動してしまう。冷静に冷静に。)
翌日、さらに詳しい卵子の質と受精結果
「MⅡという成熟卵子は11個。使えます。
MⅠという未熟な卵子が1個。使えません。
GVという小さい卵子が3個。使えません。」
「Large PV space」は6個あります。
「精子数は120×10 「6」、運動率は42%です。」
「元気な精子を選んでから、成熟卵子11個に受精させました。」
「昨日はDay0、本日はDay1になりました。
2PNという良質な受精卵は7個できました!使えます。
0PN、2PBというあまり良くない受精卵は1個できました。使えます。
3PNという異常受精卵が1個できました。使えません。
0PN、1PBという受精できなかった卵子は1個ありました。使えません。
Degenerated(ディジェネレーテッド)という生きていない受精卵が1個できました。使えません。」
「ラボの培養士さんは2PNという良質な受精卵7個 と 0PN、2PBというあまり良くはない受精卵1個を培養しています。Day5まで培養します。」
「その8個の受精卵から胚盤胞ができたら、セル(細胞)の一部を切り取って保存します。染色体検査(着床前スクリーニング)のためです。」
「ご質問はありますか?」
うーん、わかりやすい。
これに対して私から質問
「質問です。
●Large PV spaceって何ですか?
●精子運動率42%って、半分以下しか動いてないってことですよね。これって悪い結果ですか?」
それに対するお答え
「 PV spaceは、Perivitelline spaceといって、卵のまわりの帯と細胞膜の間のスペースです。
質の悪い卵だと、スペースが大きくあいています。
質のいい卵だと、くっついていて離れないです。いい卵はMⅡと言われます。」
へえ~・・・そうなんだ。
この右下の画像のような感じで、スペースがあいているということですね。

「精子運動率42%は大丈夫です。40%以上だったら問題ありません。」
そうなのね。ホッ・・・
8個のうち、希望的観測で胚盤胞1~2個?
最後に、こんな感じでLINEがきました。
「胚盤胞は1~2個できることをお祈りしています!また、Day6にご連絡します」
え、たったそれだけ?
5個ぐらいできますように!
ではなくて、8個あるうち、うまくいっても1~2個ぐらいの可能性ってことなのかな・・・。
じゃあ今回みたいに卵が8個できなかったら、胚盤胞0個って可能性も大きいってことなんだな・・・・。
と改めて痛感しました。
前4回の経験でわかってはいたけれど。
15個採卵できるって結構な数だけど、
その中で成熟してたのは11個。
そこから受精できたのが8個。
そこから胚盤胞になれる可能性が良くて1~2個。
そこから着床前診断(着床前スクリーニング)に出してパスできるのが・・・・・・・・・
と考えると、たくさんあったつもりでもどんどん脱落していくレースのよう。
培養士さんどうかよろしくお願いします
ここから先は自分も医師も一切コントロールできない領域。
神の領域・・・・・・・・。
いやいや!!!培養士さんの腕は大きく関わってきます。
私は今回、先生に、
「あなたのこと、成功させてあげたいねぇ….。一番ベテランで腕のいい培養士さんを指名しておきましたからね」
と言われて、そのことを初めて意識しました。
前に書いたこちらのブログ記事をご覧いただければ幸いです。
Day5の結果と、着床前診断(着床前スクリーニング)の結果に続きます。↓
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